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オヤマノエンドウ ( Oxytropis japonica ) |
マメ科 オヤマノエンドウ属 |
オヤマノエンドウ
風衝地のお花畑から砂礫地にかけて広く生育する多年生草本である。
八ヶ岳では硫黄岳から横岳にかけての西側斜面に多く見られる。
直根型の根を深く伸ばし、細根には根粒菌を付ける。花期は早く
6月上旬から下旬にかけて紫色の花を咲かせる。葉は奇数羽状複葉
で春期の展葉も早い。他の植物と比較して、葉内窒素含有率が高い。
近年この植物の分布と土壌中の窒素量との関係について研究が進められている。
(撮影:1999年 夏)