尾瀬 高層湿原 |
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尾瀬は日本列島において代表的な高層湿原であり、わが国では4番目の国立公園である。尾瀬の湿原化は8,000年ほど前から始まり、ミズゴケ類を中心とした泥炭が堆積し、本州最大の湿原地帯となった。高層湿原は泥炭が厚く堆積して、表面が凸レンズ状に盛り上がり、ミズゴケ、ツルコケモモ、ホロムイスゲ、モウセンゴケが生育している。また、水分条件により生育する植物は多様である。代表的な植物はミズバショウ、ヌマガヤ、ツルコケモモ、ヒメシャクナゲ、ショウジョウバカマ、ワレモコウ、キンコウカ、ミツガシワ、ニッコウキスゲ、ヤチヤナギ、ダケカンバ、ミヤマハンノキなどである。 |
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