富士山五合目で5,7,9,10月に採集したフジハタザオのCBF とCOR の遺伝子の発現を調べた。



ゲル

 シロイヌナズナではストレスを受けないとCBF 遺伝子は発現しないが、フジハタザオでは常に発現していた。

 また、夏ではCBF 遺伝子が発現しているのに、CBF によって発現が誘導されるCOR 遺伝子の発現が見られなかった。



採集した月ごとに異なる複数のCBF4 遺伝子が発現していたことを踏まえると・・・


矢印

 フジハタザオでは、シロイヌナズナとは異なり、複数のCBF が異なる季節に発現することで、様々なストレス耐性を獲得しているのかもしれない。


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