ストレスを受けた時、植物はどうする?

ヒトや動物の場合

寒くなったら
 温かい服を着たり、温かい場所に移動する。


乾燥したら
 道具を使ったり水を飲む。






植物の場合

寒くなったら
細胞内で糖やプロリンといった抗凍結物質を貯めることで、細胞が凍結しないようにする。


乾燥したら
 気孔を閉じて体内の水分が出ていくことを防ぐ。






植物は動けない代わりに、自分の体の中を変化させてストレス耐性を獲得している。CBF とCOR の遺伝子発現は、ストレス耐性の重要な指標となる。


図


CBF : ストレスを受けると発現する。COR遺伝子の発現を促す(転写因子)。
COR : 細胞をストレスから守るタンパク質。

[前へ]
(Previous)
[次へ]
(Next)


[戻る]
(Back)