アポイ岳 |
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アポイ岳アポイ岳 アポイ岳は、北海道日高山脈南東部に位置し、標高は810.6mであるが、その稜線上には低い標高にもかかわらず高山植物群落が分布している。 この山の母岩は超塩基性のカンラン岩であり、稜線付近にはそれらが風化した土壌が生成されている。このカンラン岩由来の土壌と海岸気象条 件が、低い標高においても高山性の植物やアポイ岳の固有種が残存している理由といわれている。 |
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アポイ岳の地形・地質 アポイ岳は、北海道の日高山脈の南部に位置し、海岸に近いため海の気象の影響を大きく受ける。例えば、海岸からの夏季における濃霧の発生
による日射量の減少とそれに伴う気温の低下がみられる。 |
アポイ岳の植生 北海道南部の日高山脈南端に位置するアポイ岳は、810.6mという標高にもかかわらず高山性の植物が数多く生育し、そのなかにはアポイ岳に固有の植物も多い。アポイ岳はその植物相の貴重さゆえに1952年に国の天然記念物に指定され、1981年には日高山脈襟裳国定公園の特別保護区に指定された。 |
アポイ岳の植生 |
アポイ岳の植物 |
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